キミがいたから
空を見上げて探してた。
どこかにあるキミの姿をー。
見つけたのは、夜空で輝くキミだった。
眩しいくらいに輝くキミは…
優しい笑顔で笑ってた。
ひとりぼっちで浮かぶキミなのに…
寂しいそぶりなんて見せなくて。
この手を伸ばしても届かない。
叫んでみても聞こえない。
それが、僕と君の距離。
そんな距離があっても、キミは暗い世界を歩く僕の足元を照らしていてくれる。
行き先を見失わないように…道に迷わないように…
キミは静かに見守っていてくれる。
キミがいたから…キミがいてくれたから…今までもこの先も…
ひとりはぐれてしまっても、何も恐れずに僕は歩いて行けるんだ。
19年のサイクルで全く同じ表情を見せるキミだから…
今夜のキミは19年前に会ったキミの姿。
あの頃よりも、少しくらいは成長できてますか?
あの頃より、僕はキミに近づけたかな?
今度、今日のキミの姿に会うのは19年後。
その時は今よりも成長してて…今よりも輝けるようになるから。
キミに笑われないように…誇らしく生きるからね!